矯正について
装置自体の違和感を装着直後は感じますがすぐに慣れます。弱い力を歯にかけて歯を動かしますので、装置の調整にこられたあと歯が浮いたような感じになり、堅いものが食べづらくなることがありますが、数日でおさまります。
歯の大きさに比べ顎が小さく、歯が並ぶスペースが足りない場合などは抜歯の必要があります。精密検査にて歯列や骨格を詳しく調べた上判断しますので、ご相談ください。子供の頃から顎の大きさや上下の顎のバランスを整える治療を行った場合、抜歯せずに済む場合もあります。
普通の食事を取っていただいて問題ありませんが、キャラメルなど歯にくっつくもの、極端に硬いものはワイヤーの変形破損の原因となりますので、控えるようお願いします。
こどもの頃から始める場合、乳歯と永久歯が混在している時期の1期治療に1〜2年、永久歯交換後の2期治療に1〜2年かかります。永久歯列から開始する場合、おおよそ2年から3年かかります。いずれもお口の症状により変わります。また治療に決められた間隔できちんとお越しになるか否かでも期間は左右します。上記の歯を動かす治療が終わった後、後戻りしないようリテーナーを使用し保定する治療も必要です。おおよそ3年くらいとなります。リテーナーは最初は24時間装着ですが、安定するに従い徐々に就寝時だけなど装着時間を短くしていきます。保定期間中は年3−4回ほどの通院となります。
装置をはずした直後の動かしたばかりの歯は不安定で元の位置に戻ろうとします。よって装置除去後はリテーナー(保定装置)を使用することが必ず必要です。リテーナーは歯を支える骨や周囲組織が安定するまで使用しなければなりません。また保定後の歯並びが安定した後も、加齢変化として若干の咬合の変化はあります。
ほとんどのスポーツで支障はありませんが、格闘技系のスポーツでは口腔内の怪我防止のためマウスピースを装着したほうが良い場合があります。楽器については、管楽器は吹きづらくなると思われます。
装置装着中の歯磨きには工夫が必要です。当院では虫歯にならないよう治療開始の時に、そして調整で来院される度に歯科衛生士がマンツーマンでしっかり歯磨き指導を行います。また調整時フッ素塗布も必要に応じて行います。
受け口の原因と程度によって治療法が異なります。軽度の場合は乳歯列期のマウスピースや1期治療での永久歯前歯の部分矯正で治りますが、骨格的要因がある場合は1期治療での上顎前方牽引装置などの顎装置外使用による成長誘導および2期治療でのブラケット治療(抜歯が必要となることもあります)が必要です。重度の場合は成長が止まってからの手術を伴う顎矯正治療が必要となる場合もあります。
For kid's
矯正治療開始の時期はお口の状態によって異なるので、一概には言えません。永久歯へ交換してからの矯正が良い歯並びもありますし、顎を大きくする必要や骨格的な出っ歯・受け口などの症状が認められる場合は、永久歯前歯4本が生えた頃から始める1期治療から行います。また乳歯期の受け口の場合は3歳頃より行う場合もあります。ご心配なことがありましたら、その時点での受診をお勧めします。
For Adult
矯正治療自体は妊娠中でも継続可能です。また出産も問題ありません。当院でも治療中に妊娠・出産された方は何人もいらっしゃいます。ただし妊娠期〜授乳期はつわりやホルモンバランス、頻回の食事、ストレスなどによって虫歯リスク、歯周病リスクが高まりますので、より丁寧なブラッシングが必要です。通常出産前後の2ー3か月、治療をお休みされ再開します。
2ー3か月でしたら、歯が動かないよう固定して中断することも可能ですが、お勧めしません。装置が破損し、口腔内が傷つき食事を取れなくなったり、歯が予想外の方向へ動いてしまうといった問題が起こる可能性があります。
マウスピース型矯正装置は金属を全く使用しない矯正装置なので安心して治療を受けていただけますが、歯の移動量が大きいなどお口の状態によってはこの装置では治療できない場合があります。その場合、セラミックやプラスチックのブラケットを選び、アレルギーの原因となっている金属が入っていないワイヤーを選ぶなど方法はあります。
可能です。結婚式や、成人式の前撮りなどで外される方はいらっしゃいます。しかしブラケット装置は一旦外すと再度その装置を装着することはできないため、費用がかかります。
ホワイトニング
クリーニングは日々の歯磨きで落としきれていない歯の表面についているプラークやステイン(着色)を落とす作業ですが、ホワイトニングは歯の表面エナメル質に染み込んだ汚れを漂白する治療法です。
ホワイトニング効果は、喫煙、食生活、歯磨きによって左右されますが、一般的に約半年くらい持続します。定期的なメインテナンスでクリーニングをうけていただくことと、ホワイトニング後専用の歯磨き剤を使う事で、白さがより長持ちします。
詰め物やかぶせ物は白くなりません。ホワイトニング終了後、白くなった自分の歯にあわせるご希望がある場合は再治療が必要になります。
はい。メラニンによる黒ずみ部に専用の薬剤を塗布することで治すことができます。適応可能の黒ずみか、診察しないと分かりませんので、来院の上相談ください。
歯にブラケット装置をつけている状態ではホワイトニングができません。矯正治療が終了してからとなります。マウスピース型歯科矯正装置で治療を行っている方は、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングともに受けることができます。
お式の1ヶ月くらい前から始められると良いと思います。効果の高いダブルホワイトニング(ホームホワイトニングとオフィスホワイトニングを組み合わせた方法)をお勧めします。
予防歯科
歯科医院で、歯にフッ素を塗る虫歯予防法です。歯磨き剤や洗口剤よりも高濃度のフッ素です。虫歯のなりやすさによって、年に3〜4回塗ります。生えたばかりの歯は、フッ素をよく取り込むので、1歳くらいから始めるのが効果的です。ハブラシで塗る方法、綿球で塗る方法、マウスピースのようなものを使う方法があります。お子様の状態により、適した方法をお選びします。
フッ素を歯に作用させると、歯の表面に取り込まれ、歯の表面(エナメル質)のハイドロキシアパタイトを質の強いフルオロアパタイトに変えることで、虫歯になりにくい丈夫で強い歯にします。また、歯の溶けてしまった部分(脱灰部分)の修復(再石灰化)も促進します。さらに、虫歯菌の力も弱くする働きがあります。
いいえ、フッ素塗布は定期的に行うことで効果を発揮します。特に、はえたばかりの歯や初期虫歯(虫歯になりかけの歯)は、フッ素をよく取り込みます。また、フッ素は、大人の虫歯予防にも効果的であることがわかっています。フッ素は年齢に関係なく、有効です。一生涯続けても害はありません。
上下の前歯がはえる1歳ころから始めるのが良いと思われます。1歳までに、ハブラシでの仕上げ磨きを経験しておくことが、ハブラシ嫌いを防ぐ第一歩ですので、ハブラシの練習もかねて、ぜひご来院ください。フッ素塗布も1歳から行っています。
もちろんできます。しかしお口をみせていただいて、虫歯や歯周病があれば治療が終わってからとなります。おうちでできる予防歯科はお口の現状に合わせそのつどご説明致します。
過去に虫歯や歯周病の治療を受けてきた方はもちろん、現在お口の状態がよい方もお受けください。10年後、20年後…のことを考え、いますぐ予防歯科を始めましょう。